2012年3月5日月曜日

コマンド名が変わると挙動も変わるUnix文化

Unixの文化と言って良いのかどうかはサテオキ、Unixのコマンド群には
argv[0]を参照して振る舞いを変えるコマンドが結構あります。
代表的なモノでは cp mv ln とか、実は参照している実体は同じだったりします。
ハードリンクしているだけなんですな。
この辺は、
  % cd /usr/bin/
  % ls -il|sort
とかして、iノードが同じコマンド群を調べることが出来ます。

昔々、お仕事で複数のWorkStationを使ってた訳ですが、個々のマシンの管理者が違っていて
時には /usr/local/ 以下が 育っていない環境もありました。
ちょうど 圧縮コマンドが compress から gzip にとって代わろうとしていた時期でもあり、
圧縮コマンドとしての gzip その伸長(解凍)ツールとしての gunzipは必須でした。
中には gzipだけ入っていて gunzipが入っていない マシンとかもあり、
不便だな~と思いつつ、管理者にクレームを言う訳です :P
私「gzipは入っているのだけど、gunzipが入っていないっ! 入れておいてください!!」
管「んん?? gzip -d で ええやん????」
私「あ、-dオプション付ければ伸長(解凍)になるんですネ、知らなかった(汗」
  「でも指が馴れちゃったので gunzipもやっぱ欲しいなあ~(しつこい)」
管「gzipをコピーすればええやん?」
私「はあああ?」
管「いやあ、gzipもgunzipもgzcatも全部同じ実体なのだが…?」
私「えっ……」

いやはや懐かしい思い出…。
そんな gzipも今や bzip2にとって代わられる時代になりましたが。
それではまた。

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